2019年03月12日

権利の変動 1−13 #司法試験 入門 択一式 #民法 オリジナル問題

次の記述のうち、正しいものはどれか。

1、Aの詐欺により、Bがその所有する土地をCに売却した場合において、Cが詐欺の事実を知っている時は、Bは、詐欺を理由に土地の売買契約を取消すことができる。

2、Aの強迫により、Bがその所有する建物をCに売却した場合において、Cが強迫の事実を知らないときは、Bは、強迫を理由に建物の売買契約を取消すことができない。

3、Aの詐欺により、Bはその所有する土地をAに売却し、登記も移転した。その後、AがCのために抵当権を設定し、登記もした場合において、Cが詐欺の事実を知らず、このことに過失がないときは、Bは、詐欺を理由とする売買契約の取消をCに対抗できない。

4、Aの詐欺により、一番抵当気者Bは、抵当権を放棄したが、詐欺を理由に、その放棄を取消した。この場合において、二番抵当権者Cが詐欺の事実を知らないときは、Bは、取消をCに対抗できない。

5、Aの詐欺により、Bは、その所有する建物をAに売却し、AはこれをCに賃貸した。その後、Bが詐欺を理由に売買契約を取消した場合において、Cが詐欺の事実を知らず、このことに過失がないときでも、Bは、Cに対して、建物の明け渡しを請求することができる。


建太郎「むむっ。簡単そうに見えてややこしくないか?」
胡桃「そんなことないわ。基本問題よ」
続きを読む
posted by 判例六法ラノベ化プロジェクトチーム at 23:09| 司法試験入門問題

2019年03月14日

権利の変動 1−14 #司法試験 入門 択一式 #民法 オリジナル問題

次の用語を三つのグループに分類せよ。

1、弁済受領の拒否
2、代理権授与表示
3、期限の利益の放棄
4、無権代理の本人の追認拒絶
5、時効更新事由の承認
6、時効完成猶予事由としての催告
7、無権代理行為の相手方の催告
8、相続の承認

胡桃「どういう意味か分かるかしら?」
建太郎「むむっ……。これは」続きを読む
posted by 判例六法ラノベ化プロジェクトチーム at 08:57| 司法試験入門問題

2019年03月18日

権利の変動 1−15 #司法試験 入門 択一式 #民法 オリジナル問題

次の記述のうち、正しいものはどれか。

1、相手方のない単独行為は、通謀の可能性がないから、財団法人設立を目的とする寄付行為について、虚偽表示の規定が適用されることも類推適用されることもない。

2、消費貸借契約は、要物契約である。よって物の授受がない場合は契約が成立しないため、虚偽表示の規定が適用されることはない。

3、土地の仮装譲受人から、その土地上の建物を賃借した者が、土地の仮装譲渡について善意である場合でも、土地の仮装譲渡人は、建物の賃借人に建物退去、土地明け渡し請求をすることができる。

4、土地の仮装譲受人の一般債権者が譲渡時に善意であれば、差押え時に悪意であっても、土地所有者は、差押えの無効を対抗することはできない。

5、仮装債権の善意の譲受人に対して、債務者は、債権譲渡の通知を受けたにとどまる場合でも、債務の不存在を主張することはできない。


胡桃「何の問題か分かるわね」
建太郎「虚偽表示の問題だな」続きを読む
posted by 判例六法ラノベ化プロジェクトチーム at 09:17| 司法試験入門問題